カンフーパンダとは
「カンフーパンダ」は2008年に公開されたアニメ映画で、世界的に大ヒットとなった話題の作品です。
シリーズは全3作品あり、2011年に「カンフーパンダ2」が、そして2016年に「カンフーパンダ3」が公開されています。
「カンフーパンダ1」と「カンフーパンダ2」のみ、ジャニーズの山口達也がポー役の声優を務めています。
カンフーパンダのあらすじ
2007年に公開された『カンフーパンダ』はCGアニメーションの動物達×カンフーという組み合わせが話題を呼んだアクション大作です。古くから言い伝えられていたとある予言により、とある1頭の動物が血のにじむような特訓に明け暮れることに。しかしその選ばれた動物とは、ちょっぴり肥満な臆病のパンダでした。
持ち前の体格とは裏腹に、戦いなんてできないような弱虫な性格のパンダ・ポー。そんな彼が過酷な鍛錬と仲間達との友情を通じて徐々に強い心を育みます。アメリカ映画らしい非常にわかりやすいサクセスストーリーは魅力たっぷりです。ユーモアたっぷりのシーンの中に、しみじみとした感動シーンもしっかり織り込んでくるのが憎いところですね。
そして今作では、多種多様な動物達がそれぞれにあったユニークな拳法で戦います。愛嬌たっぷりでかつダイナミックに動き回る彼らの姿はお子さんもきっと喜ぶでしょう。ご家族で楽しめる作品です。
カンフーパンダのレビュー
グータラパンダがひょんなきっかけで救国の士に選ばれて、しかも凶悪な敵と戦うことになる。こうやって書くとありきたりなサクセスストーリーなんですが、のめり込んでしまう要素が盛りだくさんな映画でした。
まずは何と言ってもフルCGの映像美と動物たちの躍動感あふれる動きです。主人公のパンダ、ポーはもちろん、トラやお猿、ツルといった全然姿形の違うキャラクターたちが、それぞれ得意の技をダイナミックに繰り出します。その動きの1つ1つ、そして体毛などの体のパーツも繊細に表現されていて、ついつい見とれてしまうような映像を楽しめました。
そして、ストーリーもやっぱり王道は良いですね！ありきたりなサクセスストーリーと書きましたが、変に複雑な設定がないので安心して作品に没頭できます。それにポーが徐々に成長していく過程には、以外と深い！と感じさせる言葉も出てきます。カンフー映画好きにもアニメ好きにもマッチな作品です。
映画評論家による評価は…
2008年に公開された「カンフーパンダ」ですが、映画評論家の映画レビューサイトRotten Tomatoes(ロッテントマト)では「87%」という高い支持率を得ています。
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