ボーン・スプレマシーとは
「マット・デイモン」主演の人気サスペンス映画「ボーン・スプレマシー」。
「ボーン」シリーズは2018年時点で全5作品が公開されており、「ボーン・スプレマシー」はシリーズ2作品目の映画になります。
ボーン・スプレマシーのあらすじ
その独特な切り口とスパイ映画らしい緻密なアクションで人気を博した『ボーン・アイデンティティー』。その続編、第2作として2004年に公開されたのが「ボーン・スプレマシー』です。元CIA、そして卓越した能力を持つ暗殺者であったジェイソン・ボーンは記憶を失ったままですが、恋人マリーと人目につかない場所で生活していました。しかし彼は、身近にある暗殺者のの存在を感知します。
前作同様、記憶を失っている彼の苦悩とともに重苦しい雰囲気を発しながらも、それでいてつくづくスタイリッシュな台詞回しやクールな演出がこの作品の魅力です。リアリティとダイナミックさが同居した数々のアクションも前作同様見ものでしょう。
ちなみにスプレマシーとは主権や支配権を意味する言葉です。記憶喪失ながらに物語を支配しているボーン、そして過去と向き合い対峙しようという気持ちに芽生えつつあるボーンの様子にぴったりなタイトルかもしれません。
ボーン・スプレマシーのレビュー
前作『ボーン・アイデンティティー』と比べて、今作のスタートはより重くなっています。愛する女性を失ったジェイソン、あんな男が復讐を誓ったら、相手はきっと逃げられないだろうな…。そして、今作はかなり物語のスピード感が上がります。自分の記憶の真相と復讐という2つの目的で突き動かされるように行動するジェイソンは、まさに神出鬼没。そのおかげで、今回はかなり場面展開がめまぐるしいですね。
スピード感が増すのは、彼の復讐劇と同時並行するようにCIAにも動きがあるからです。組織内部の腐敗とそれに巻き込まれたジェイソン、それでも淡々と本当の敵を追い詰めていく様子は相変わらずで、そのあまりのクールさにゾクゾクしちゃいます。
ストーリー展開も、そしてもちろんアクションも前作からかなりパワーアップしてます。シリーズ2作目というとどうしても間延びするイメージですが、『ボーン・スプレマシー』にはそんなの一切関係なしです。
映画評論家による評価は…
2004年に公開された「ボーン・スプレマシー」ですが、映画評論家の映画レビューサイトRotten Tomatoes(ロッテントマト)では「81%」という高い支持率を得ています。前作「ボーン・アイデンティティー」に引き続き、高い評価を得た話題の作品です。
ボーンシリーズについて
「ボーン」シリーズは2018年時点で全5作品が公開されています。
シリーズ4作目の「ボーン・レガシー」以外は、全て「マット・デイモン」が主演を務めています。
■シリーズ1作目
作品名：ボーン・アイデンティティー
公開年：2002年
⇒『ボーン・アイデンティティー』情報はコチラ
■シリーズ2作目
作品名：ボーン・スプレマシー
公開年：2004年
■シリーズ3作目
作品名：ボーン・アルティメイタム
公開年：2007年
⇒『ボーン・アルティメイタム』情報はコチラ
■シリーズ4作目
作品名：ボーン・レガシー
公開年：2012年
■シリーズ5作目
作品名：ジェイソン・ボーン
公開年：2016年
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